ご挨拶
第12回九州MISt研究会開催について
この度、第12回九州MISt研究会の当番世話人を拝命しました久留米大学整形外科学教室の横須賀公章でございます。第12回は2023年9月9日(土)にアクロス福岡にて開催いたします。本学会の当番世話人として運営させて頂ける事を光栄に思っております。
今回のテーマは、『脊椎外科の未来をつくる若手医師のために』です。
ゆとり教育から始まり、働き方改革で仕事をすることに疑問を感じる今日、今後はどのようにprofessionalityを維持継続していくのかが問題となります。そんな折、都会一極集中傾向も加わり、特に地方では継承する人材不足や能力不足もさらなる問題となっています。さまざまな職種も同じ問題を抱えており社会問題である事は間違いないと思います。また、数多くある脊椎脊髄病関連学会の一つであるMIST学会、その分科会であるMISt研究会、会の多さに、学会が多過ぎませんか?と困惑する若手医師が多くいるのも事実です。このような社会背景の中、MISTに興味を持った若い先生が、垣根を超えて積極的に参加できる会にしたいと思いこのテーマにしました。今回は一般演題と特別講演のみの開催とし、若手の先生がざっくばらんに発言できるような研究会方式にする予定です。また、参加者は後輩(研修医でも)を2名以上同伴して参加してもらうように呼びかけています。また、特別公演には、若手に人気のある川崎医科大学の中西一夫先生、東京慈恵会の篠原光先生、聖隷浜松病院の佐々木寛二先生をお呼びします。最新の脊椎外科治療はもちろん、脊椎外科のA
B Cを、近い距離で話していただきたいと思っております。
会終了後には、中洲で親睦会を予定しております。現地でお会いできることを大変楽しみにしております。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。