第20回関東MIST研究会


MIST学会 会員の皆様へ

この度、第20回関東MIST研究会を 2025 年 2 月 22 日(土)、東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)で開催させていただきます。本研究会の当番世話人(会長)として運営させて頂ける事を大変光栄に存じます。

本研究会は、低侵襲脊椎手術手技、低侵襲脊椎安定術を中心とした脊椎脊髄疾患に携わる医療の研究の促進、知識の交流および普及を図ることを目的としております。脊椎手術では神経の周囲で骨の掘削やインプラント挿入などを行うため、非常に繊細な技量が求められますが、近年は高度な低侵襲手術を行う脊椎外科医も増え、患者のQOL 向上に大きく貢献しております。治療の進歩には、革新的技術を追求するのと同時に、医療者間の意見交換によるフィードバックが大変重要となります。

本研究会では、関東地区で脊椎低侵襲手術を実践している第一線の脊椎外科医とそれを目指す若手医師達が集まることで、非常に有益な相互交流が行われてきました。コロナ禍が過ぎてオンサイトでの研究会が基本となり、コロナ前の活気を取り戻しつつあります。今回、第20回の研究会においては脊椎低侵襲手術のトピックスに関する3つのシンポジウムと2つの特別講演という内容で予定しており、脊椎低侵襲手術における活発な議論および最新の情報提供がなされるものと期待しております。

皆さまのご参加をお待ち申し上げております。


■開催概要

日時:2025年2月22日(土)13:00~18:30
会場:東京コンファレンスセンター・品川(5F大ホール)https://www.tokyo-cc.co.jp/shinagawa/
参加費:一般(医師、コメディカル、看護師など)=1,000円
開催方法:現地開催のみ
備考:一般演題の募集(発表)はありません。

■プログラム

13:00~13:30 スポンサードセミナー
「コンドリアーゼ椎間板内注入療法のQ&A ―前向き研究200例で見えてきた数字たち-」
演者:富永冬樹先生(福岡整形外科病院)
座長:大下優介(昭和大学)

13:40~14:40 特別講演1
「MISTと骨再生医療の融合:骨粗鬆症患者への新たなアプローチ」
演者:海渡貴司先生(大阪ろうさい病院)
座長:工藤理史(昭和大学)

14:40~15:00 休憩

15:00~16:00 共催シンポジウム1
テーマ:ISCT治療の最前線
演者:星野雅洋先生(東京脊椎脊髄病センター)、横須賀公章先生(久留米大学)
座長:小島敦先生(船橋整形外科病院)、山村亮(昭和大学)

16:10~17:10 特別講演2
「次世代ATP-LLIFの特徴と使い分け」
演者:野尻英俊先生(順天堂大学)
座長:篠原光先生(東京慈恵会医科大学)、谷聡二(昭和大学)

17:20~18:20 共催シンポジウム2
テーマ:エキスパートから学ぶOLIF51
演者:竹本充先生(京都市立病院)、石原昌幸先生(関西医科大学)
座長:福島成欣先生(虎の門病院)、早川周良(昭和大学)

18:30~ 懇親会(参加費無料)
同施設内の3Fレストラン「サムシングデリシャス」

第20回関東MIST研究会
当番世話人(会長)工藤 理史
(昭和大学医学部整形外科学講座 主任教授)