会員各位
晩夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。この度、第19回関東MIST研究会を2024年10月5日(土)、大手町プレイス ホール&カンファレンス(東京都千代田区大手町)で開催させていただきます埼玉県済生会川口総合病院の新井嘉容です。本研究会の当番世話人(会長)として運営を担当できることを、大変光栄に思っております。大会プログラムが確定しましたので、以下にご案内申し上げます。
本研究会の特徴は、過去の慣習にとらわれることなく、新しいアイデアを柔軟に取り入れながら、低侵襲性を追求し、その安全性や臨床成績に基づいて、大学医局の垣根を越えた自由な議論を行うことです。私が初めて参加した際には、参加者の熱意に圧倒され、特に若手脊椎外科医の情熱に深く感銘を受けました。また、医師だけでなく、ナースをはじめとした医療スタッフ全体を対象としたワークショップが同時に開催されており、その新鮮さと参加者の熱心さに心から感動しました。そこで今回、共催講演に加え新しい試みを2つほど取り入れ、以下の3部構成で本会をお届けしたいと思います。
1.共催セミナー
超高齢社会を迎えた現在、脊椎外科領域では脆弱椎体への低侵襲手術が求めらています。そこで今回、埼玉県を代表する2名の先生、川口市立医療センター整形外科部長の大島正史先生と、獨協医科大学埼玉医療センター整形外科准教授の片柳順也先生に骨粗鬆症と脊椎外科に関する最新の知見をお話しいただきます。
2.講演ハンズオンセミナー
術中ナビゲーションシステムやAR、手術支援ロボットなど、新たな技術が臨床の場に導入されていますが、実際に体験する機会が少ない方も多いかと思います。本セミナーにおいては講師からの解説後に実際に手技を体験していただくことで、より実践的な学びを提供いたします。講師には本分野における日本のトップランナーである広島市立北部医療センター整形外科・顕微鏡脊椎脊髄センター主任部長の藤原靖先生と東京科学大学整形外科学講座主任教授の吉井俊貴先生にお願いしました。
3.メディカルスタッフセミナー
埼玉県では脊椎手術に関わる手術室ナースや放射線技師をはじめとしたメディカルスタッフの情報交換の場として「埼玉県脊椎手術を学ぶ会」を開催しており、参加者も100名を超える人気の会となっております。本研究会でも、メディカルスタッフに登壇していただき、各施設での工夫についてディスカッションを行います。皆様に良い刺激となる内容を提供できればと考えています。
低侵襲治療と従来の医療は対立するものではありません。どちらが良いということではなく、それぞれの有用性や限界を理解し、進化する医療の中でどのように役立てるかが重要です。皆様の知恵を結集し、より良い診療を提供するための情熱的な議論が展開されることを楽しみにしております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
第19回関東MIST研究会
当番世話人(会長)新井 嘉容
(埼玉県済生会川口総合病院 副院長・診療部長・整形外科主任部長)
事務局 坂井顕一郎
(埼玉県済生会川口総合病院 整形外科部長)
日時:2024年10月5日(土) 13:00〜18:30(予定)
場所:大手町プレイス ホール&カンファレンス(2階)
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 大手町プレイス (イーストタワー)
参加費:医師1,000円、メディカルスタッフ無料
開催方式:現地開催
■予定プログラム
※タイムスケジュールは決まり次第、ご連絡します。
・共催セミナー
・講演ハンズオンセミナー
・メディカルスタッフセミナー
・企業展示
・懇親会
(一般演題の募集はありません)
第19回関東MIST研究会 運営事務局
株式会社ドゥ・コンベンション内
担当:倉内 大輔、栗生 朋美
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23
アクセス御茶ノ水ビル5F
TEL. 03-5289-7717 | FAX. 03-5289-8117
メールアドレス:kantomist19-office@umin.ac.jp