第16回関東MISt研究会


MIST会員の先生方各位

拝啓
師走の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、第16回関東MISt研究会の当番世話人を拝命しました順天堂大学大学院医学研究科 整形外科・運動器医学の野尻英俊と申します。2023年3月4日(土)に東京・御茶ノ水の順天堂大学で開催いたしますのでご案内申し上げます。withコロナのあり方が模索中のタイミングではありますが、感染対策を万全にしてオンサイトでの開催とさせていただきます。対面で活発な議論および最新の情報提供がなされるものと期待しております。
今回、特別講演を3つのテーマで用意させていただきました。
1つ目は腰痛の保存治療です。「腰痛の理学療法(日本医事新報社)」の著者であります西川整形外科リハビリテーション部 部長/千葉大学大学院医学研究院環境生命医学 非常勤講師の杉浦史郎先生と国内で初めて医療にピラティスを取り入れ「カラダ取説」の普及をライフワークとしますスポーツ・栄養クリニック理事長の武田淳也先生の2名を講師としてご講演いただきます。手術療法では解決しない慢性腰痛に対してそれぞれの立場から病態の理解とそれに対する介入方法をご教示いただきます。
2つ目は顕微鏡と内視鏡です。順天堂医院脊椎脊髄センターのセンター長であります尾原裕康先生に鏡視手術の神髄をご披露頂きます。私が鏡視手術を習った先生であり、是非ともご参加いただいた先生方に匠の技を共有したくお招きしました。
3つ目は椎体間骨癒合です。このテーマを長年研究されている済生会川口総合病院副院長 診療部長 整形外科主任部長の新井嘉容先生にお願いしています。近年の手術低侵襲化、矯正力増加は椎体間の骨癒合に懸念があります。これからの低侵襲脊椎手術における骨癒合率向上にお導き頂きたくご講演いただきます。
そして今回、私が関東MISt研究会において最も重要な位置づけと考える「一般演題」の時間を十分に設けております。過去に本研究会から新しい技術、目から鱗が落ちる工夫が数多く発信されました。今回も症例検討から手術成績、新技術、工夫まで広く一般演題を受け付けたいと考えております。発表希望の先生はkantomist16-office@umin.ac.jp宛てにお送りいただくようお願い致します。
以上、充実した内容で準備しております。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。
敬具


開催概要

日 時 2023年3月4日(土) 13:30~18:00
場 所 順天堂大学医学部 7号館(A棟)小川秀興講堂
〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目1-1
https://www.juntendo.ac.jp/university/about/establish.html
参加費 1,000円
開催方式 現地開催

■タイムテーブル
13:30 開会の辞 (野尻英俊)

13:35-14:50 一般演題
発表申し込み kantomist16-office@umin.ac.jp
上記アドレスに
(1)演題名(抄録不要)
(2)ご所属
(3)演者名をお送りください。
応募締切日:2023年1月31日(火)

15:00-16:00 特別講演①  腰痛の保存治療
演者① 杉浦史郎 先生(西川整形外科 リハビリテーション部部長/千葉大学大学院医学研究院環境生命医学 非常勤講師)
演者② 武田淳也 先生(スポーツ・栄養クリニック理事長)

16:00-17:00 特別講演②  顕微鏡と内視鏡
演者 尾原裕康 先生(順天堂医院脊椎脊髄センター センター長)

17:00-18:00 特別講演③  椎体間骨癒合
演者 新井嘉容 先生(済生会川口総合病院 副院長 診療部長 整形外科主任部長)
18:00 閉会の辞(次期会長 小島 敦 先生)

第16回関東MISt研究会 当番世話人
順天堂大学大学院医学研究科 整形外科・運動器医学
順天堂医院脊椎脊髄センター
野尻英俊