第一回関東MISt研究会 報告
関東MISt研究会は、関東のMISt交流の場として設立されましたが、2013年1月12日土曜日に記念すべき第1回関東MISt研究会をホテルオークラ東京で盛大に開催することができましたので報告致します。参加者は1週間という短い募集期間にも関わらず総勢75名であり、会場は満員御礼となりました。更にはスーパーパイザーとして、日本MISt学会代表世話人であります佐藤公治先生に特別参加していただきました。
特別講演1は、千葉大学整形外科大鳥精司先生の『腰椎前方法の過去,現在,未来(XLIF,DLIFを含めて)
MISt治療の確立にむけて~』で、最近注目されている腰椎前方手術の低侵襲手技に関して、過去の成り立ちから最新の知見までご講演していただきました。
また、特別講演2は、帝京大学医学部附属溝口病院西良浩一先生による『腰椎分離症における診断と低侵襲治療の最前線~MISt治療の重要性について~』でありました。腰椎分離症は、西良先生のライフワークの1つでありますが、分離症の基本からMISt治療の手術手技、工夫までご講演いただきました。
一方、最先端のMISt手術手技に関して、6施設より一般演題があり、それぞれ白熱した討論が繰り広げられました。
第1回関東MISt研究会終了後の情報交換会では、学閥の垣根を越えた交流があり、通常の研究会とは一線を画した有意義な会になりました。当日、参加してくださいました先生方に心より深謝しております。
東京慈恵会医科大学附属柏病院
篠原 光
初代世話人メンバー
左より、金子康仁先生(川崎市立川崎病院)、篠原光先生(東京慈恵会医科大学附属柏病院)、星野雅洋先生(東京脊椎脊髄病センター)、石井賢先生(慶應義塾大学病院)
第1回関東MISt研究会
2013.1.12ホテルオークラ東京にて